暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第五百四十六話  狆なので

[8]前話 [2]次話
第五百四十六話  狆なので
 イタリアは日本に笑顔で言いました。
「ニコ狆先生って作品面白いね」
「それも忍者ものです」
「うん、現代の忍者ものだね」
 舞台は昭和それも戦争中ですが当時書かれたものであるので現代と言っていいでしょう、少なくとも当時の読者さんからしてみればそうでした。
「しかも先生がね」
「お顔が狆そっくりですから」
「それで煙草を使って姿を消すからね」
 その煙で、です。
「だからニコ狆だね」
「そうです」
「その題名の使い方も面白いけれど」
「内容もですね」
「面白いね、これは傑作だよ」
 イタリアはにこにことしてお話します。
「俺読んでよかったよ」
「そう言って頂けるとあの方も天国で喜んでくれます」
「他の作品も面白いしね」
「忍者もの以外も」
「当時の大阪もよくわかるしね」
 今はとはまた違った感じです、難波や心斎橋の当時の状況もよくわかるそうした意味でもいい作品を多く書いてくれた人です。


第五百四十六話   完


                   2020・6・10

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ