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死炎使いのヒーローアカデミア
日本と事件と幼馴染み
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思考を戦闘モードに切り替え、個性を発動させて、ヒーロー達の横をすり抜ける!!

「待て!!止まれ!!」

静止の声が聞こえて来るが、気にせず相手の個性と人質の事を考慮して、最低出力まで落とした雷撃を放つ。

「グガッ!!」

「ガイディング・ライト!!」

「任せて!!レールガン!!」

ヘドロヴィランの人質を押さえる力が弱まったのを瞬時に確認した私は、出久のヒーロー名を呼ぶと、出久も私のヒーロー名を呼びながら、大空の死ぬ気の炎の調和を使いヘドロヴィランから少年を救出する。

「此で!!」

「終わりだ!!」

「「合技!!ライトニング・アクセル!!」」

出久のバーニング・アクセルに私の雷に合わさった技がヘドロヴィランに突き刺さり、ヘドロヴィランは気絶するのだった。



出久side

ヘドロヴィランを気絶させた僕たちにプロヒーローと警察が近付いてくる。

「君たち個性の他人への使用は許可が無いと犯罪だぞ!!」

「大人しく一緒に来てもらおうか!!」

ヘドロヴィランを拘束する人以外のプロヒーローと警察の数人が僕たちを取り囲む。

「それがこの国の警察とプロヒーローの対応ですか?」

「私と出久はイタリアにてヒーロー資格仮免許を取得しているセミプロよ。」

「状況からこれ以上の遅延は人質の命の危険、並びに周りの被害が大きくなると判断し、限定的個性使用対象案件を適応しました。」

流石に何もしようとしていなかったヒーロー達の反応に少し怒りを覚えながら、イタリアで発効されたヒーロー資格仮免許を見せる。

仮免を見せると流石に何も言えないらしく、協力ありがとうございましたと言って、ヴィランを連れて帰って行った。

解放された後、マスコミの相手をしてから、今日はもう帰ることになり、美琴ちゃんと一緒に帰っていると後ろから声が掛けられた。

「待てや!!お前、デクだろ!!帰って来てたんだな!!それに仮免持ちだとふざけやがって!!俺はお前の助けなんか借りなくても1人で逃げれたんだ!!余計なことすんじゃねえよ!!」

やっぱりかっちゃんだったらしく、それだけ言うとイライラしながら帰って行った。

「嫌な奴。お礼すら言えないのね。」

「まあ。昔からあんな感じだったから。それより帰ろうか。」

かっちゃんの言動に美琴ちゃんは怒りを露にするが、僕は逆にかっちゃんらしいとしか思わず、そのまま帰ることにしたのだが…

「少年、少女!!私が来た!!」

目の前にNo.1ヒーロー、オールマイトが現れるのだった。
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