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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
スティング・カメリーオ
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エックスは、早速ライドアーマーに乗り込んで沼地へと足を踏み入れた。沼地に嵌ることはないものの極地用にカスタマイズしたメカニロイドや他のライドアーマーたちは次々とエックスに襲い掛かってくる。

「弱ったな・・・・・こっちのライドアーマーはボロボロなのに・・・・そんなに攻撃されたら壊れちゃうよぉ・・・・」

既にライドアーマーのあちこちから煙が噴き出していた。エックスは一刻も早く沼地から脱出しようと急ぐ。しかし、焦ったあまりに敵のライドアーマーの攻撃をまともに受けてしまった。

「しまったっ!?」

ライドアーマーの動きが止まり所々からバチバチと音がし始める。そして、次の瞬間エックスは、黒ひげゲームの玩具の如くライドアーマーの爆発に巻き込まれて飛ばされて行ってしまった。

「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





























「ににに・・・・・」

一方、エリアの最深部ではカメリーオが何やら計算をしていた。

「にににに・・・あの甘ちゃんハンターを倒せば俺の株は上々に上がるな。シグマ様も丁度いいときに反乱なんて起こしてくれたもんだぜ。まあ、元々弱っちい人間を守るなんて下らねえことだって思ってたしな。それにしてもエックスの奴遅いな・・・・予定ならもう来てもおかしくないが・・・・・途中で沼地に沈んだか?面倒だな、引き上げるのは・・・・・・・ん?」

その時遠くから悲鳴のようなものが聞こえた気がした。

「気のせいか?まあ、どうせ鳥の鳴く声が・・・・・・」


「うわあぁぁぁぁぁ・・・・・」

「ん!?」

「ぶつかるうぅう!!!!」

「えっ?」

カメリーオが後ろを振り向くと閉じていた扉が壊れ、そこからエックスが勢いよく自分に向かって飛んできた。

「え、エックスっ!?」

「なんかよくわからないけど好都合だ!喰らえ!カメリーオ!!」

エックスは、カメリーオに向かってバスターを構えてチャージを開始する。

「なんで!?なんで飛んできたっ!?普通、歩いて入ってくるよな!?いくらなんでもそれは変だろ!?」

思わぬ突入の仕方にカメリーオは動揺する。

「スパイラルチャージショット!!!」

「いくらなんでもゼロ距離は反則だ・・・・・」

避ければよかったものをカメリーオはゼロ距離からのチャージショットをまともに受けてしまう。

「ぶ、ぶ、ぶへっ・・・・・・」

顔が真っ黒こげになり、ボロボロに崩れ落ち、カメリーオは頭部を失う。

「なんかどうなるかと思ったけど運よく倒せたな・・・・・・なんかカメリーオには悪いけど。」

「悪いならてめえがくたばれ、エックス!!」
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