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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
23:嘘は吐かないけど、本当の事も言わない
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てるのが見えた。
「エル……リムルダールの事も心配だけど、やっぱり僕にはアレフガルドを復興する使命があるから行くよ。心配かけてごめんね」

そう言ってエルにキスをして移転の門へと踵を返す。
ケーシー・ミノリ・ヘイザンに挨拶しなかったのは気になったけど、少しでも早く……そして少しでも長く美女との温泉生活を満喫するため、急ぎ移転の門へと走った。

マイラは俺の血筋だけで埋め尽くしちゃおうかなぁ(笑)

リュカSIDE END



(時空の狭間)

「いいんですか、リュカは勘違いしたままマイラへと向かいましたよ?」
何も無い真っ暗な空間で金色に輝くマスタードラゴンが、銀色のルビスに注意を促す。
眼下ではウキウキとした足取りのリュカが移転の門へと向かっている光景が映し出されている。

「か、勘違いするのは彼の勝手です。私は嘘は言ってませんから!」
「ですが何を勘違いしてるのかを解ってて、それを是正しようとして無いじゃないですか? 怒りますよ(リュカ)

「ですが真実を言えば、彼はマイラに行こうとしないでしょ!? 困るんですよ、それじゃ!」
「彼が次の地へ行きたがらないのは、貴女が彼から魔法を奪ったからでしょ。彼を信用してないのに、利用だけはしようとする……そりゃぁヘソを曲げますよ」

「あ、あれだけの力とカリスマ性を持ってる人間ですよ。警戒するのは当然ではないですか!」
「しかしね……(リュカ)には世界征服などする気は無いと解りませんかね? むしろ面倒臭がってる様にしか見えないではないですかな?」

「そ、それは……本心を悟られない様に演じてるだけかもしれないじゃないですか!」
「誰に対してそんな演技をしてるんですか?(笑) 我々に対してですか? だとしたら無用なのは痛感してるでしょう。(リュカ)がその気になれば、我々が如何に気付いていようが世界は(リュカ)の手に落ちますよ。それだけの力が(リュカ)にはあります」

「で、でも……我ら神々の力をみくびらない様に警告にはなるでしょう!」
「逆効果になるかもしれませんよ。彼は他人(ひと)が嫌がる事をする傾向があります。しかも面白半分で。貴女がアレフガルドを奪われる事に警戒してると気付けば……というか既に気付いてると思われますが……結果的に後悔しても、嫌がらせの為だけに世界を征服する可能性があります。しかも暴力(ちから)ではなく、彼のカリスマ性を持って」

「う゛……う゛ぅぅぅ。な、何でそんなに嫌な事ばかり言うんですか!?」
「ふぅ……やれやれ」



(誰かの記憶の中)
リュカSIDE

移転の門を潜って気を失ったのか……
また誰かの記憶が頭の中に再生される……勝手に(怒)

『ここは武器と防具の店だ。どん
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