暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第80話
[1/14]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
〜ロゼのアトリエ〜

「『私達がご主人様の今の状況をどう思っているか』ねぇ……そういう聞き方をするって事は、もし私達が今のご主人様に疑問を抱いていたら、私達にご主人様を裏切らせる算段でも考えているのかしら?」
「そ、そんなこと、考える訳ないでしょう!?………ただ、貴女達も知っているように私達はこの戦争をエレボニアの勝利でもなく、連合の勝利でもない”第三の道”で解決することを望んでいるの。リィンだって、状況が状況だから私達じゃなくて連合を選ばざるを得ない立場だから、心の底では私達と同じことを考えているはずよ………もし、貴女達が本当にリィンの事を大切なら、どんな形でもいいから協力して欲しいのよ……」
「………………」
意味ありげな笑みを浮かべたベルフェゴールの問いかけに反論したアリサは辛そうな表情を浮かべた後真剣な表情でベルフェゴール達を見つめ、アリサの話を聞いてマルーダ城でZ組との決別した際のリィンを知るメサイアは複雑そうな表情で黙り込んでいた。
「貴女達に協力した時点で、この身達を我が主を裏切らせる行為になるのですが………それよりも今の話を聞いて気になっていましたが、その”第三の道”とやらは貴女達の祖国であるエレボニアが我が主の故郷に対して犯した愚かな所業に対しても責任を取らない、もしくはメンフィルが求める責任の取り方よりもエレボニアにとっての有利な責任の取り方で責任を取るという事ですか?」
「いや――――――そんな虫のいい話は考えていないよ。」
「ああ…………殿下を含めたここにいる皆は俺を気遣ってくれているが……今回の戦争、前カイエン公もそうだが”アルバレア公爵家はメンフィルやユミルの領主であるシュバルツァー家による裁きを受けなければならない立場”である事は理解しているし、俺自身もそのつもりだ。そしてその”償い”としてユミルに手を出してメンフィルとの戦争を勃発させた元凶である父上や兄上の首に加えて公爵家の全財産もそうだが、皇帝陛下達には大変申し訳ないがクロイツェン州をメンフィルに差し出さなけならない事もな……」
「ユーシス………」
アリサの言葉に対して呆れた表情で指摘したユリーシャは目を細めて問いかけ、ユリーシャの問いかけに対してアンゼリカは静かな表情で答え、決意の表情を浮かべて答えたユーシスの言葉を聞いたマキアスは複雑そうな表情でユーシスを見つめた。

「フ〜ン……その”第三の道”とやらが本当に見つかるかどうかわからないけど………―――どっちにしても、私は最初からパスよ。」
「ど、どうして……?貴女もリィンの事を大切に思っているんじゃないの……!?」
興味なさげな様子で答えたベルフェゴールの拒否の答えを聞いたエリオットは信じられない表情で問いかけ
「ええ、勿論今の私にとってご主人様は心から大切な人よ?だから、ご主人様が貴
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ