第四百八十一話 共倒れの予感
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第四百八十一話 共倒れの予感
中国がアメリカにこっそりと囁きました。
「研究所からはあるな」
「こっちの上司の人達の調査でも可能性は低いと出ているぞ」
上司の一番偉い人は証拠を見たと言っていましたがどうもそのこともトーンが徐々にでも下がってきています。
「そう言っているぞ」
「そうあるな」
「流石に僕達はいがみ合っていないけれどだ」
「そうある、今回の騒動で満身創痍になったある」
見れば二国共かなり疲れている感じです。
「威信も信頼も落ちたある」
「このままだと二国共だぞ」
「共倒れあるな」
「若し上司の人達が対立を続けるとまずいことにならないか?」
「世界の分裂でなくてある」
それよりもというのです。
「共倒れあるぞ」
「僕達がそうなりかねないぞ」
「これは参ったある」
「流石に消えはしないがどうなるんだ」
アメリカも不安を感じてきました。
二国の上司の人達の対立はどうも二国の悪戯な消耗と信頼そして威信の低下を招いているだけの様です、果たしてどうなっていくのか。
第四百八十一話 完
2020・5・9
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