暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第79話
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
地帯である為、鉱物資源に恵まれ、精強な竜騎士団を抱える”リスルナ王国”。その次は”裁きの女神ヴィリナ”を信仰し、長い伝統を誇る騎士の国である”スティンルーラ王国”。更にその次はメンフィル帝国のように”闇夜の眷属”が治める多様な人種が集まる”エディカーヌ帝国”。」
「メンフィル帝国のような国が他にもあるのですか……」
メサイアの説明を聞いてある事が気になったエマは驚きの表情で呟き
「ええ。とはいってもエディカーヌはメンフィルのようにあらゆる種族を受け入れている訳ではありませんが。話を続けますが、最後に”アヴァタール五大国”の中でも最も国力、戦力を保有している国にして”水の巫女”という”女神が統治する神権国家”――――――”レウィニア神権国”の5つの国が”アヴァタール五大国"になりますわ。」
「”女神が統治している神権国家”じゃと!?」
「女神が統治している国とかどんな国だよ……」
「さすがオカルトだらけの異世界だけあって、国までオカルトかよ。」
レウィニアの事を知ったアリサ達がそれぞれ血相を変えている中ローゼリアは信じられない表情で声を上げ、クロウは疲れた表情で呟き、アッシュは呆れた表情で呟いた。

「それとレウィニアの王都――――――”プレイア”にはセリカの屋敷があるわよ。」
「私達がクロスベルで出会った”神殺し”の………」
「よくその女神はその”神殺し”とやらが女神である自分が治める国――――――それも王都に屋敷を構える事を許しているな……」
「ああ……何せ”神殺し”なんだから、その女神にとっては”天敵”みたいな存在だと思うんだが……」
アイドスの説明を聞いたアンゼリカは真剣な表情で呟き、困惑した表情で呟いたユーシスの言葉に頷いたマキアスは疲れた表情で呟いた。
「……私は詳しい事情は知らないけど、どうやらセリカと”水の巫女”は遥か昔に”色々”あって、”水の巫女”はセリカ――――――”神殺し”と”盟友”の関係を結んだ事でレウィニアはセリカを最高級の”客将”扱いすると同時に王都にある屋敷を用意したと聞いているわ。」
「事情はよくわからないけど、その”神殺し”とやらはレウィニアという国にとっては最高クラスのVIPのようね……ちなみにそのレウィニアとやらの国力はどのくらいなのかしら?」
アイドスの話を聞いて考え込んだサラは真剣な表情で訊ねた。

「そうですわね………私もレウィニアについてはそれ程詳しくありませんが、レウィニアは全ての神々と敵対関係であるかの”神殺し”にとって唯一の平穏の地である事から”神殺しの故郷”としても有名ですが、周辺各国は当然として全ての神々の陣営は”神殺し”関連でレウィニアに手を出すといった事をしたという話は聞いた事がありません。―――以上の話からして、レウィニア自身が持つ”力”についても自ずと察する
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ