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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
#006 Pastel? PalettesとSublimatum 復活ノコドウ
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私が女優業を開始し、暫くした頃にとあるレコード会社の社長さんと話す機会があった。
その社長さんは強面で厳格な一面もあってか、かなりの気難しい人物とされている人だった。
そんなお人と話すのだから、人見知りな私もかなり緊張はするのだ。
その会談が決まった時から、緊張しない日はないくらいに。
当日になるまでオフの時、事務所に居れば間違いなく怯えてたわ。
その間、千聖と紗夜の策略によって私のマネージャーに起用された燐子に毎日のように励まされていた。
そのお陰もあってか燐子と私はかなり仲良くなっており、NFOのオフ会で初対面の時の会話が続かない事は無くなっていた。

その4日後、遂にその日がやってきた。
レコード会社の会議室。そこで私はもう戦戦恐恐としていた。
そして会談が始まる。
話していく次第に私の緊張感は消えていた。
そして、社長さんはなんと私の事務所の専務の友人だったことが判明した。
そして、私の事も知っていたらしい。
そのソース元は・・・安定の紫船さんだったけども。
試しにと思って私はPastel? Palettesのライブの事を話してみた。
すると、拒否られるかと思ったら、話の詳細を求められた。
社長さんの要求通りに私は今考えているライブのことを話した。
私が話し終えると、社長さんは暫く無言で何かを考えたいた。
社長さんの返事が貰えるまでの間、私は緊張感Maxで待っていた。

「亜麻音ちゃん・・・君の熱意はよく解った。此方も出来る限りのバックアップはさせてもらうよ。但し、条件がある」
「条件・・・・・ですか?」

私は社長さんが提示した条件の内容を尋ねた。

「亜麻音ちゃん、君はバンドを組んでいるだろう・・・?」
「え・・・・、はい。今は休止中ですが」
Sublimatum(スブリマトゥム)・・・・だったね。実を言うと私はそのバンドの大ファンでね。今度のライブで演奏を行って欲しいのだよ」
「ライブ・・・・ですか。私の一存では決められないのですが・・・・・」
「返事を今すぐ・・・とは言っていない。まぁ・・・なるべく早い方が好ましいがね」
「解りました・・・・。それでは来週を目処・・・・で宜しいでしょうか?」
「ああ。いい返事を待っているよ。・・・おっとそろそろ次の会談の予定があるので悪いがこれで失礼するよ」
「はい。今回はありがとうございました」

社長さんが退出したので私も御礼を言って会議室から退出した。
会議室の扉を開けると燐子と千聖が私を出迎えてくれた。

「会談お疲れ様。結果は・・・・良好のようね」
「んー・・・・まぁ、そうね。条件付きなんだけど」
「条件・・・・・ですか・・・・?」
「ええ。これは私の一存で決められるものじゃないんだけど」
「どういうことかしら?
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