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おぢばにおかえり
第五十七話 卒業式その三十七

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「残る形でオリックスを応援しているかな」
「アンチになるかなのね」
「それはわかったか」
「ええ、阿波野君どう見てもオリックス嫌いだから」
 昨日はオリックスボロ負けしてよかったとか満面の笑顔で言っていたこともあります、他にもあんなチームはずっと最下位でいいとか言っていました。
「校舎なのよね」
「そうした人も多くてな」
「オリックスは人気がないのね」
「十二球団で一番人気ないかもな」
 不人気球団なのはわかります。
「関西でも応援している人少ないしな」
「関西は阪神だからね」
「うちの家も皆そうだしな」
「本当に皆阪神ファンだし」
 もう本当に皆です。
「阪神ばかりよね」
「阪神は華があるからな」
「それでよね」
「ああ、オリックスは球界再編のこともあってな」
「人気がないのね」
「ドス黒くて汚い感じがするな」
 凄いマイナスイメージです。
「どうしても」
「確か昔は阪急だったのよね」 
 私は関西の私鉄会社の名前を出しました。
「そうよね」
「もうかなり雨だな」
「ソフトバンクが南海で」 
 こちらも関西の私鉄会社です、南海の後はダイエーが親会社だったことも知っています。
「近鉄もで」
「関西の球団は四つあったんだよ」
「そうだったのよね」
「それで四つ共親会社が鉄道会社だったんだ」
「それ面白いわね」
「昔は鉄道会社と映画会社が球団を持っていたんだよ」
 今とはかなり違います、今はソフトバンクや楽天みたいな会社が球団を持っていて結構宣伝もしています。
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