暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep22特別捜査官になろう〜to recieve training 5〜
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
レス執務官が苦笑い。そして「まぁそんなわけだから、融通の利く私たちが呼ばれたわけ」キリッとした真面目な声でそう言うた。そうや。わたしらは頼りにされてここに来た。その期待に応えるためにも、きっちり仕事を果たさへんとな。

「とりあえず、念のために私たちの護るヘイロゥウルフについて調べておきましょ」

「自己強化系や防御系の魔法を使うようだな」

「性格は温厚。そやけど繁殖期には獰猛になる・・・」

映像データがあるから音量を抑えて再生させる。第一印象は「大きい・・・」やった。ザフィーラより二回りほど大きい。それが十数頭の群れを作ってる。ヘイロゥウルフが子育てしてる様子はホンマに可愛ええ。けど、敵には一切の容赦があらへん。顎の力を魔法で強化して、密猟者の装甲車みたいな車を噛み砕いたシーンなんて鳥肌や。

「・・・って、こんなに強かったら、わたしら必要なくないですか?」

「で、ですよね・・・」

わたしとシャマルは顔を蒼くしてセレス執務官に向き直ったら、「その映像は10年前のね。最近のを観てみて」って言われてその映像データも観てみれば、ライフルとかバズーカを装備しただけの実働隊に「魔導師が・・・」参加し始めてた。

「10年前の映像は、銃火器などの質量兵器のみを武装した魔導師不参加な戦力だった。それから年々さらに強力な銃火器を使い始め、そして最終的に魔導師を投入。しかも密猟に適した捕獲系魔導師ばかりで、映像を見たからもう判るだろうけどヘイロゥウルフは何も出来ずに捕まったの」

ほぼ一方的や。バインドや結界で捉えたところで睡眠ガスなどで意識を奪って、そのまま連れ去られる。S−ランク相当の魔力量を持ってても、魔力の使い方が自己強化だけやと搦め手には弱くなるってことみたいや。

「ヘイロゥウルフを始めとした動物たちは絶滅しないように密猟されてるし、人命には危険が無いから後回しにされてるの。でもだからって放置し続けるわけにはいかない。だからあたし達が、この密猟の歴史に終止符を打たないと」

ギュッと握り拳を作ったセレス執務官。わたしらも密猟を繰り返すハオカーズ・カンパニーへの怒りを胸に、今年の繁殖期を狙ってくる実働隊の逮捕を改めて決意した。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ