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新ヘタリア学園
第三百五十八話  公に抗議も

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第三百五十八話  公に抗議も
 韓国の上司の人、外交を担当している白髪頭と眼鏡がトレードマークのあの女の人が日本に渡航制限について怒っています。
 ですが日本は冷静に思いました。
「あのですね」
「はい、患者さんのあの増加の勢いを見ますと」
「中国さんのところではどうも増加の勢いが止まった様ですが」
 まだ断言出来ないにしてもです。
「それでもです」
「韓国さんのところは爆発的に増えていて」
「それが収まりません」
「首都圏は二千五百万おられます」
 韓国の首都ソウルとその周りはです。
「世界屈指の人口密集地域ですし」
「それであの教団の行動を考えますと」
「今からさらに感染者の数が増えます」
「そうなりかねないので」
「むしろ制限は遅かったか」
「そうも思えるというのに」
 それでもというのです。
「制限に抗議されても」
「しかも私達だけに言うのは」
 どうにもと思う日本兄妹でした、韓国の場合はどうしても日本のことになるとあらゆることがおかしくなります。


第三百五十八話   完


                  2020・3・8
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