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オズのハンク
第五幕その五

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「有り難いことに」
「そうよね」
「いいことだね」
「そうね、イギリスのティ―セットも美味しいし」
「私はいいと思うよ」
 今食べつつ言うカエルマンでした。
「こちらもね」
「そうよね」
「私はドーナツが好きだけれどね」
「私もよ。ドーナツはね」
「本当にいいね」
「全く以てね」
「コーヒーやレモンティーにもいいし」
 よく合うというのです。
「ドーナツはいいわね」
「そうだね」
「けれど」
 それでもというのです。
「今はこうしてね」
「スコーンとかを食べてね」
「ミルクティーを飲もう」
「それがいいわね」
「古代エジプトでもミルクは」
「飲んでいたでしょうね」
「そうだろうね」
 ミルクはというのです。
「こちらはね」
「そうよね」
「ベッツイはミルクも好きだね」
「こちらは毎日飲んでるわね」
「そうだね」
「ミルクティーはともかくして」 
 牛乳自体はというのです。
「本当に毎日飲んでるわね」
「そうだね、いいことだね」
「牛乳は美味しいしね」
「栄耀の塊と言ってもよくてだよ」
「飲んでも凄く身体にいいし」
「どんどん飲むといいよ」
「僕も大好きだよ」
 ボタンもでした。
「牛乳はあれば絶対に飲んでるよ」
「ボタンも毎日飲んでるわね」
「美味しいし飲んだらよく寝られるし」 
 だからだというのです。
「よく飲んでるよ」
「そういえば牛乳をよく飲んだら」 
 カルロスも言いました。
「よく寝られるね」
「そうだよね」
「その日は普段以上にね」
「だから僕は毎日ね」
「飲めるならだね」
「沢山飲んでいるんだ」
 牛乳をというのです。
「そうしているんだ」
「そうなんだね」
「僕寝ることが大好きで」
 とにかく寝ることについては何よりも好きです、ボタン程よく寝る子はオズの国にいないのではとさえ言われています。
「だからね」
「牛乳を飲めたらだね」
「沢山飲む様にしているんだ」
「君らしいね」
「そうだね、ミルクティーも飲んで」
「これにもミルクが入っているから」
「楽しむよ」
 こう言ってミルクティーをまた飲むボタンでした、そしてです。
 喫茶店の外の景色を観てボタンはこんなことも言いました。
「ピラミッドの中で飲むのもね」
「いいものね」
 ポリクロームが応えました。
「こちらも」
「そうだよね」
「特に今は美術館の中にいるし」
「余計にね」
 そこにある絵や石像を観てです。
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