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麗しのヴァンパイア
第二百十八話

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                  第二百十八話  母の意見
 母は娘にさらに話した。
「お母さんはプラスチックのね」
「そのコンタクトならなの」
「柔らかいしね」
 それでというのだ。
「別に、って思うの」
「目を傷つけないの」
「ええ、ただ寝る前にはね」 
 その時にはというのだ。
「ちゃんと外さないと駄目よ」
「目に悪いから」
「それは本当によくないから」
 だからだというのだ。
「そのことはね」
「気をつけないと駄目なのね」
「そう、外して」 
 それでというのだ。
「寝てね」
「そのことは絶対なのね」
「春ちゃんは寝る前は眼鏡は外してるわね」
「絶対ね」 
 眼鏡をかけたままで寝ることは考えられない、春奈は寝る前は眼鏡は絶対に外して枕元に置いて寝ている。
 それでだ、母にもこう答えた。
「そうしてるわ」
「眼鏡は耳にかけていてお鼻にもかかるから気付けるけれど」
「コンタクトは違うの」
「そう、どうしても入れたままだから」
 目にというのだ。
「気付きにくいから」
「入れたまま寝るから」
「それは本当に目によくないから」
 だからだというのだ。
「そのことに気をつけてくれるならね」
「コンタクトでもいいのね」
「お母さんはそう思うわ」
「そのことは」
 どうかとだ、春奈は真剣に考えて述べた。
「私も」
「忘れるかも知れないのね」
「眼鏡は絶対に忘れないけれど」 
 その自信はあった、耳や鼻にかかるので常に意識しているので。
「けれどコンタクトになると」
「わからないのね」
「どうしてもね」
「それに目に入れるからいつも清潔にしておかないと駄目よ」
「そのこともあるのね」
「だからそうしたことに気をつけてくれるなら」
 それならとだ、母は言うのだった。春奈は母のその話を聞いて結局母も眼鏡の方がいいのではと思った。


第二百十八話   完


                  2019・12・12
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