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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百三十二話 決戦!!ヴァーミリオン星域会戦です その5
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、アーレ・ハイネセンの球体よりもずっとずっと巨大な禍々しい赤い物体が存在していた。幾筋もの閃光がその物体から解放されて突進してくる。
 白い光が脳裏にはじけ、ラインハルトの意識は消滅した。

* * * * *
「では、御機嫌よう。イルーナ、フィオーナ、ティアナ、アレーナ、そしてラインハルト、キルヒアイス。私の名前をその魂に刻み付けながら、地獄の底で未来永劫苦しむがいい」

 シャロンは無造作にエネルギーを解放した。いくつもの巨大なフレアのような物が巨大球体から放出され、大奔流となってはるか先のローエングラム本隊とその周りの自由惑星同盟艦艇を飲み込んでいく。

 あたり一面が漆黒の状態に戻った時、射線上には時折イナズマのように走るエネルギーの残滓以外には何も残っていなかった。そう、一隻残らず。

「ククク・・・・・・」

 シャロンの肩が震えている。
やった、ついにやったのだ。
自分に仇成す者を塵クズに変えてやったのだ。まだ残党はいるが、そんなものは意に介さない。いつでも潰せるのだ。

「ククク・・・・ハハハ・・・・アハハハハ・・・・・」

 おかしい。おかしくておかしくてどうにかなってしまいそうなほどおかしい。そうだ、やったのだ。ついに、ついに――。

「アハハハハハ!!!!!!アハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!アハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!」

 シャロンのオーラを纏った狂気な笑いはいつ果てるともなく鳴りやむことがなかった。


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