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ソードアート・オンライン 八葉の煌き
八葉の剣聖と閃光の少女
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ことはわからないが…
まあなんにしても楽ができるので文句はない。一応鞘に納めたままの「八葉丸」に手をかけて、様子を見守ったがその必要も無かった様で数分足らずで全滅させていた。
「レベルアップの足しにはなったかぁ?」
「倒さないよりマシって言う位。」
スズメの涙程度、と言うことだ。
「ま、そりゃあそうだよな。」
「安全マージンもとっくに越えてる階層だしね。経験地はそんなには入らないよ。」
コイツだってレベルが低いわけじゃない。むしろ物凄く高い。それはもう一般的な基準で言えば「閃光」と言う渾名で呼ばれるほどには。と言うよりは俺と血盟騎士団団長ヒースクリフが強すぎるだけなのだ。レベルで言えばもう一人怪物クラスに強い知り合いがいるがあれはむしろネトゲ(ジャンキー)なので除外する。
「まあその内に追いつけるだろ。」
「その内って言うのが見えてこないんだってば!」
こう返答してくること自体さっきの話を概ね認めるようなものとは気がつかないらしい。
…まったく純情だねぇこのお姫様は。相手が相手って言うのも有るんだろうけど、さ。
「じゃあ今度俺と狩り場行くか?お忍びで。」
「…それアリオスがサボりたいだけでしょ。」
「うへぇっ。ばれてーら。」
「もうっ!…ありがとね。」
「いいっていいって。気にするな。」
昔からこんなもんだったからな、お前との付き合いは。
お前励ますのにはチョットふざける位のがちょうど良いんだよ。
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