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オズのハンク
第一幕その十二

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「是非共ね」
「行こうね」
 ハンクもベッツイに言います。
「これから」
「そうするわ。そういえばね」
「そういえば?」
「いえ、オズの国も色々な人が増えて」
 そしてというのです。
「色々なものがね」
「増えてきてるね」
「そうなってるわね」
「どんどんね」
「ピラミッドが出来たし」
 これから行くそれもというのです。
「他にもね」
「出来ていって」
「人も増えてそうして」
「今に至るから」
「そう思うとオズの国は凄く変わったわね」
 ポリクロームも思うことです。
「そして変わり続けているわね」
「そうだね」
 ハンクはポリクロームのその言葉に頷きました。
「本当に」
「それもよくね」
「科学も進歩して」
「しかも魔法もあるから」
「その両方がいい意味で合わさっていて」
「科学と魔法が交差するっていいますと」
 カルロスが言ってきました。
「日本ではアニメとかでありますよ」
「そうなんだ」
「うん、これがね」
 カルロスはハンクにもお話します。
「ライトノベルが原作でね」
「面白いんだ」
「そうなんだ、僕も好きでね」
 それでというのです。
「今もね」
「読んでるんだ」
「そう、そしてね」
「科学と魔法がだね」
「一緒にあるとね」
「日本の創作を思い出すんだ」
「そうなんだ」
 実際にというのです。
「今実際にそうなったよ」
「成程ね」
「まあオズの国は最初からだけれどね」
「この国に科学が入って」
 そしてとです、ベッツイもカルロスにお話します。
「それからね」
「科学と魔法がですね」
「ずっと一緒にあるのよ」
「それがオズの国ですね」
「そうよ、じゃあね」
「今からもですね」
「その科学と魔法を同時にね」
 オズの国だからというのです。
「楽しんでいきましょう」
「わかりました」
 カルロスも他の四人も笑顔で頷いてでした、そのうえで。
 今は美味しい朝食を楽しみました、そうして先に行くのでした。
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