第二百六十三話 奥さんは選べというけれど
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第二百六十三話 奥さんは選べというけれど
フランスはクラウディウスさんについてイタリアにお話しました。
「奥さんは大事だよな」
「そのことがよくわかる人だよね」
「勿論旦那さんも大事だけれどな」
「兄ちゃんの上司の人の場合はね」
「奥さんはともかくな」
歴代の王朝のお話です。
「旦那さんがな」
「つまり上司の上司の人がね」
「女性関係あれな人多かったからな」
「物凄い人ばかりだよね」
「ルイ十四世とかルイ十五世とかな」
二代続けて派手な女性関係の上司の上司の人が続きました。
「アンリ四世も凄かったな」
「フランソワ二世もだよね」
「誰が一番凄いかわからない位だな」
「問題は王妃になる人がそうしたご主人を選べないことだね」
「そうなんだよな、これが」
普通のお家と違ってです。
「女遊びばかりする旦那さんでもな」
「今だと普通に離婚だけれどね」
今では上司の上司の人達のお家でもそうなりかねません、ですが当時はそうした時代ではなかったので王妃の方は黙っているしかなかったのです。
第二百六十三話 完
2020・1・21
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