第二百二十九話 もう結論はそれしか
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第二百二十九話 もう結論はそれしか
プロイセンは日本達にうんざりとしたお顔で尋ねました。
「つまりもう裁判になったら負けてか」
「後は撤退ということで」
「フランスの打つ手はねえのか」
「他は」
どうしてもとです、日本はプロイセンに答えました。
「残念ですが」
「そうらしいぜ」
プロイセンはここまで聞いてからフランスに言いました。
「流石に今回はお前は何も悪くねえけれどな」
「この状況で俺が悪いってなるのかよ」
「委員長以外は言わねえな」
つまり文句をつけている方以外はというのです。
「流石に」
「そうだよな」
「まあそうするしかないらしいからな」
「ったくよ、とんでもねえことになったな」
「交通事故に遭ったと思って頂ければ」
「泥酔してる馬鹿が運転してる車にぶつかったみてえなものか」
「しかも暴走している」
「そりゃ人間だったら死ぬな」
そんな車にはねられるとです、かくしてフランスは今回の事態をそうしたものとして諦めて受け入れるのでした。
第二百二十九話 完
2020・1・4
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