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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
第145話
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アがジャンプして矢を地に放って発生させる衝撃波で追撃し、仲間達が攻撃している間に長めの詠唱時間を必要とする上級譜術を発動させたジェイドが敵達の足元から複数の炎の柱を吹き上げさせる譜術を二人に叩き込んだ。怒涛の攻撃に普通は戦闘不能か瀕死にまで追い込まれたと二人であったが――――――
「「――――――!!」」
二人はそれぞれ全身から凄まじい闘気や霊力を放ち始めた。

「あれは…………」
「まさか…………”オーバーリミッツ”ですの!?」
二人の状態を見て状況を察したジェイドは真剣な表情を浮かべ、ナタリアは驚きの声を上げ
「おいおいおい…………!幾ら偽物とはいえ、技や昌術だけでなく、”スピリッツブラスター”まで真似できるのかよ!?」
「チッ、全員今はあの光が収まるまで防御や回避に徹しろ!”スピリッツブラスター状態”になった今のあの二人には攻撃はほとんど通じん!」
二人の状態がどういう状態からを一番よく理解していたロニは表情を引き攣らせ、リオンは舌打ちをした後仲間達に警告した。

「…………!」
「きゃっ!?」
「っ!?」
すると少年は爆炎を巻き起こす剣技――――――爆炎剣から連続して踏み込み斬りを繰り出し疾風弾で追撃する奥義――――――牙連蒼破刃へと連携させてエステルとヨシュアにダメージを与え
「――――――」
「いたっ!?」
「ぐっ!?」
「やべっ!?」
「フッ!」
少女は無詠唱で高熱を凝縮させ、炸裂させる晶術――――――フォトンブレイズでユウナとバダックにダメージを与え、二人と違って”フォトンブレイズ”がどういう風に発動するかを知っていたロニとリオンは術が発動する瞬間咄嗟に回避した。

「…………」
「!」
「…………」
「来るか…………!」
そこに少年がリオンに襲い掛かり、襲い掛かってくる少年に気づいたリオンが身構えると少年は空中から剣を叩き下ろす剣技――――――空翔斬から対空攻撃から連続で斬りと突きを繰り出して、最後に切り上げる奥義――――――屠龍連撃破へと連携し、少年の連携を双剣で防ぎ続けていたリオンは次の少年の行動を理解していた為少年の一挙一動に集中した。
「…………!」
「遅い!」
そして少年は再び連続攻撃を繰り出した後空高く跳躍し、リオン目掛けて剣を振り下ろしたが、リオンはその間に後ろに大きく跳躍して地面に剣を叩きつけて広範囲にエネルギーを発生させた少年の秘奥義(Sクラフト)――――――蒼龍滅牙斬を回避した。
「…………!」
「チィ…………ッ!」
「”フィアフルストーム”って事は次に来るのは…………!」
少年のSクラフトが終わると少女が発動した晶術――――――フィアフルストームによる強烈な竜巻が発生し、それを仲間達と共に受けてしまったリオンは舌打ちをし、ロニが表情を引き攣らせると
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