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巨大兎
第一章
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にもわかった。
「猫はあの大きさだから猫ですよ」
「それが大きくなるとな」
「それこそ虎やライオンと変わらないですよ」
「わしもそう思っていたが」
「実際にそうしてみるとですね」
「猛獣になった」
 マヤの人頭の石像位の大きさのゴム製のボールとじゃれ合っている猫達を見つつだ、保志は渡辺に話した。
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