暁 〜小説投稿サイト〜
『君へ』
『2019.12.29』

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君の電話の声はいつもより低くて、更に大人びて聞こえる。本当はもっと聞いてたい。でも君だってしたいことあるよね。

今、君を独り占めしてるのは僕じゃない。今、君に何かしてあげられるのは僕じゃない。今、君には僕なんて必要じゃない。

明日会える。解ってるのに今日は妙に淋しくて、なかなか電話を切れないでいる。ごめんね、君の時間を奪うようなことをして。

今日は明日の君を想像してちゃんとシッカリ眠れるかな...眠らなきゃね...



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