第二百六話 老舗のお店も
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第二百六話 老舗のお店も
フランスは恨のミシェランの漫画を読みつつまた妹さんに言いました。
「結構東京の老舗のお店も出てるけれどな」
「普通のグルメ漫画とは違いますか」
「流石に化学調味料使ってるとか言ってお店の中で騒がないけれどな」
「それはゴミ以下の屑の所業ですわね」
恐ろしいことにその屑が主人公の漫画が大ヒットしました。
「幾ら何でも」
「それはないけれどな」
「それでもですのね」
「物凄い毒吐いてるな」
「どういった感じですの?」
「蕎麦屋はスーパーで売ってる水で洗って食うのと同じとかな」
そのレベルだというのです。
「鶏すき屋は美味いまずい以前とかな」
「凄いですね」
「この漫画家さんの味が出てるな」
「そうしたお店には行きたくないといいますか」
「一周して行きたくなるよな」
「どうも」
「またコラムリストさんの文章がよくてな」
こちらの人のものもというのです。
この漫画家さん特有の毒も溢れた作品です、ただし毒を吐いても流石にお店の中で騒ぐ某新聞記者の様なことはしていません。
第二百六話 完
2019・12・23
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