第百九十七話 凄い新連載
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第百九十七話 凄い新連載
日本はそのお話を聞いてすぐに料理の鉄人であり格闘家であり現場監督でもある某脚本家さんのところに行きました、九月のことでした。
「このお話ですが」
「おう、楽しみにしておいてくれよ」
脚本家さんは日本に明るく笑って答えました。
「今月からスタートだからな」
「本当のことでしたか」
「そうさ、俺が脚本書いてな」
そうしてというのです。
「演じていた役者も全面協力だからな」
「あの方もですか」
「凄い作品になるからな」
「信じられないですね」
今もと言う日本でした。
「まことに」
「そう言うと思ったさ」
「主人公ならともかく」
「あいつが主役の作品なんてか」
「まさかと思います」
「そのまさかが起こるのが世の中でな」
そうしてというのです。
「書くのが俺だろ」
「それはそうですが」
それでも信じられないと言う日本でした、その漫画の連載開始のお話に。
第百九十七話 完
2019・12・19
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