第百九十二話 血を吐くまで
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第百九十二話 血を吐くまで
康熙帝さんについて調べていてアメリカは言いました。
「学者さんとお話出来たのは凄いな」
「そこまでの学識があったんだね」
妹さんが応えました。
「そうだったんだね」
「そうだったんだぞ」
「確かにそれはね」
アメリカ妹から見てもです。
「凄いことだね」
「それも漢人の学者さんとだぞ」
「そこまで学問に励んでいたんだね」
「政治の間にな、そのせいか」
アメリカは妹さんにお話しました。
「血を吐くこともあったらしいぞ」
「過労だね」
「そこまでしていたんだ」
「流石にそれはやり過ぎだと思うけれどね」
「しかしその結果だ」
「漢人の人達も認めたんだね」
「確かに抑えることもしたけれどな」
文字の獄といいます。
ですが漢人の学問を学ぶそのうえでその文化や宗教を保護したことも事実です、この辺りが本当に凄かったのです。
第百九十二話 完
2019・12・16
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