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冬の刺激
第二章
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 癖のある黒髪をショートにした大人しそうな顔立ちに優し気な眉と優しい大きい目に長い茶色の髪の毛をツインテールにした明るい顔立ちとぱっちしりた目の少女がいた、二人共背は美優と同じ位である。
 その二人、今はズボンとセーターやコートそれにマフラーという厚着の彼女達を見て周大は自分の隣にいるやはり厚着の姉に尋ねた。
「二人共お姉ちゃんの友達?」
「そうよ」
 美優は弟の問いに微笑んで答えた。
「二人共ね」
「そうなんだ」
「二人共可愛いでしょ」
「凄い美人さんだね」
 二人共とだ、周大は姉に答えた。
「お二人共」
「可愛いの」
「僕にはそう見えるよ」
「そういえば周ちゃんよりずっとお姉さんね」
「お姉ちゃんだって奇麗だよ」
 これは彼が姉にいつも言ってることだ、成績優秀でしかも眼鏡が似合う美人なのでいつも学校で友人達にも言われている自慢の姉なのだ。
「いつも皆にも言われてるよ」
「そうかしらね」
「まさかお友達まで美人なんて」
「思わなかったのね」
「うん、それで今からこの人達と」
「一緒にプールに入るんだね」
「そうするのよ」
 美優は周大に笑顔で話した。
「これからね」
「そうするんだ」
「じゃあ今から入りましょう」
「その子が美優ちゃんの弟さんなの」
 優し気な顔立ちのショートヘアの娘がここで言ってきた。
「周大君ね」
「はい、そうです」
「はじめまして、岡田早紀よ」
 声も優しいものだった、笑顔も。
「宜しくね」
「こちらこそ」
「掛布麻里佳よ」
 もう一人のツインテールの少女は左手を振って笑顔で挨拶してきた。
「宜しくね」
「こちらこそ」
「あれっ、周ちゃん何か畏まってない?」
 美優は弟が急に硬い感じになったのを見て彼に横から問うた。
「若しかして」
「そ、そうかな」
「何かね。別にね」
 これといってとだ、弟に話した。
「硬くなることないから」
「だから別に」
「そうだといいけれど」
「プール入ろう」
 麻里佳から言ってきた。
「今からね」
「早速来たしね」 
 早紀は麻里佳に応えた。
「それじゃあね」
「今からね」
「プールに入ろう」
 麻里佳が言ってだった、周大を入れた四人はプールに入場した。周大は美優がレンタルしてくれた水着を受け取り男子更衣室で着替えてプールに出たが。
 リゾート地の様なジャングルを思わせる造りで様々な種類のプールがある広い屋内に出てすぐにだった。
 美優に声をかけらえたがその姉を見て思わず驚いた。
 姉の水着は上下共に黒ビキニだった、普通のブラとショーツといってもいいデザインのものだった。姉は脱ぐと肌は白く脚も長く全体的にスタイルがよかったが。
 特に胸が目立った、周大は姉のその胸を見て声を漏らした。

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