暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第百六十四話  報われない傾向

[8]前話 [2]次話
第百六十四話  報われない傾向
 アメリカはまた妹さんに言いました。
「明は生命力があったけれどな」
「色々あっても潰れなかったね」
「しかしだぞ」
 こう言うのでした。
「何か折角忠義を尽くして貢献してもだ」
「それがだね」
「どうも報われていないな」
「有能な忠臣がいてもだね」
「そうした人が粛清されたりするんだ」
 袁さんだけでなくです。
「讒言とかでな」
「そう言うといい王朝じゃないね」
「そうだな」
「よくそれで二百年以上もったね」
「逆に言えばそうだな」
「土木の変なんてのもあったけれど」
 何と皇帝さんが敵軍に捕まったのです、そんな事件もありました。この時も国が潰れそうになりました。
「あの時に貢献した人もだったね」
「どうもそうした傾向があったな」
 明王朝はそうした王朝だったみたいです、その為か前の前の宋王朝に比べて人気はどうにもという感じです。


第百六十四話   完


                    2019・12・2
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ