第百六十三話 名将去って
[8]前話 [2]次話
第百六十三話 名将去って
皇帝さんは敵の謀略にかかってよりによって袁さんを粛清してしまいました、それも極めて残酷なやり方で。
それを見て中国は観念しました。
「この王朝は終わったあるな」
「間違いないある」
妹さんも同じでした。
「これではある」
「国はもたないあるよ」
「あの人が支えていたのにある」
「その袁さんを自分で粛清したら」
そんなことをすればというのです。
「支える人がいなくなったある」
「見限る人が余計に増えるある」
「只でさえ人心を失っているのにある」
「これでは終わったある」
もうこう言うしかないというのです。
「長く続いた王朝あるが」
「これではあるよ」
「もうこの王朝は終わったある」
「思えばこの王朝も色々あったあるな」
兄妹で回想モードの入りました。
もう死亡フラグまで出ました、明王朝は袁さんがいなくなったことで遂に滅亡が決定的になったのでした。
第百六十三話 完
2019・12・2
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ