第百六十一話 撃退はした
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第百六十一話 撃退はした
袁さんは文官です、それも科挙の最終試験である殿試にまで合格したまさにエリート中のエリートでした。
ですが軍事的才能もあり。
自ら軍勢を率いて満州族と戦いそうして彼等を退けてから中国に言いました。
「何があろうともです」
「満州族は、あるか」
「金と名乗っていますが」
それが満州族の人達の国名でした、歴史では後金とされています。
「清とも言うかも知れないですが」
「その満州族をあるな」
「この長城から南にはです」
つまり中国の領土にはというのです。
「何があろうともです」
「入らせないあるか」
「ですから」
それでというのです。
「ご安心を」
「では、であるな」
「国内の流賊はお願いします」
「そっちは頼んだある」
こうお話してでした。
中国は満州族のことは袁さんに任せることにしました、ですがその袁さんがいなくなる事態になりました。
第百六十一話 完
2019・12・1
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