暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第五十五話 おぢばのバレンタインその二十九

[8]前話 [2]次話
「何かとね」
「休日も出ていくことがあって」
「休む暇ないんですよね」
「お寺や神社もそうですけれど」
「休める日ってそうないですよね」
「不定期なのよね」
 私のお家もです、お父さんかお母さんがお家にいないこともよくあります。特にお父さんが出ていることが多いでしょうか。
「実際ね」
「そうですよね、大教会に行くこともあるし」
「他の教会にお邪魔したり」
「あと修養科の教養掛とか」
「色々ありますよね」
「それでいなかったりするから」
 そして私自身もです、教会の子供も。
「ひのきしんもあって」
「本当に色々あって」
「忙しいですよね」
「だからね」
 本当にそれで、です。
「実際これまでもそうだったし」
「卒業式の後もですね」
「大学に入学されるまでも」
「もう覚悟っていうかね」
 そう言う以前のことです。
「日常なのよね」
「教会にいますと」
「そうなりますよね」
「布教所も同じだけれど」
 他の宗教でもです、お寺も神社もキリスト教の教会も何時何があるかわからなくて出ていくことも多いのです。
「うちの教会もそうだから」
「先輩もですね」
「何かと忙しいですね」
「絶対にそうなるわ。むしろ入学して」
 勿論大学にです、

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ