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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第51話
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ったのだい、リィン君!?」
「ア、アンちゃん…………気にするところはそこなの…………?」
「つーか、リィンとも”そういう事”をする事になる羽目になるとわかっていて言ってんのか、コイツは…………」
レンの代わりに答えたベルフェゴールの答えにその場にいる全員が再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中悔しがっているアンゼリカにトワは冷や汗をかいて指摘し、クロウは疲れた表情で呟いた。

「そ、それよりも”性魔術”によってアルフィン皇女殿下の魔術師としての才能が開花したって事は…………」
「アルフィン皇女殿下は既に操を失っているという事になるな…………」
「決して皇帝陛下達の耳には入れるべきではない事実なのは間違いないな。」
「まあ、メンフィル大使館でアルフィン皇女の処分内容を聞いた時に、リィンと既に”そんな関係”になっている可能性も察してはいたけどね。」
「やれやれ…………そのような方法で魔術師になる等、魔女の一族である妾達にとっては色々と複雑じゃな。」
「ひ、人が心配している間に…………!次に会った時に覚えていなさい、リ・ィ・ン〜〜〜〜〜ッ!!」
表情を引き攣らせたマキアスの言葉にラウラは困った表情で、ユーシスは呆れた表情で答え、フィーはジト目で呟き、ローゼリアは疲れた表情で溜息を吐き、アリサは膨大な威圧を纏って微笑んでいた。
「ハッハッハッ!どうやら私が”叔父”になる日も近いかもしれないね♪」
「…………皇帝陛下もそうだが、皇妃陛下も今の皇女殿下の状況を知れば嘆くか、卒倒するかもしれないというのに、この阿呆は…………!」
一方暢気に笑っているオリヴァルト皇子に対してミュラー少佐は顔に無数の青筋を立てて身体を震わせていた。

「――――――それで貴様は先程”性魔術”によって、アルフィン皇女殿下達が強化され、その過程で”私達”と言っていたな。その中には”女神”を自称している俺達がローゼングリン城で出会った茜色の髪の女や天使の女もだが、”力”を解放したリィンやリィンが扱っていた”剣”も関係しているのか?」
するとその時を気を取り直したユーシスがベルフェゴールにアイドスの事について訊ねた――――――

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