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新ヘタリア学園
第百五十八話  宦官が酷くて

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第百五十八話  宦官が酷くて
 アメリカは中国明代の歴史全体を調べて妹さんにお話しました。
「宦官が目立つな」
「宦官は中国さんの歴史の特徴の一つだけれどね」
「明代は特に目立つな」
「いい宦官がいても」
 鄭和さんも宦官でした。
「悪い宦官が出て来て」
「悪事を働いているな」
「そして国を乱しているぞ」
「皇帝が駄目だと」
 しかも明代はそうした皇帝さんが多かったです。
「そうした宦官が出て来てね」
「とんでもないことばかりしているぞ」
「その都度排除されてるにしても」
「次から次に出て来ているじゃないか」
「三国志でも出てきているけれど」
 十常侍が有名です。
「明代はその比じゃないね」
「秦の頃の趙高も真っ青の奴も出ているぞ」
「魏忠賢はもっと酷いかもね」
「これじゃあ国がもたないぞ」
 とにかくその歴史に悪い宦官が目立つのが明の頃でした、そうして国を乱して大変な状況に陥れていたのです。


第百五十八話   完


                   2019・11・29
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