第百五十四話 そんな奴いられるか
[8]前話 [2]次話
第百五十四話 そんな奴いられるか
アメリカは中国の歴史の本を読みながら妹さんに尋ねました。
「張献忠という人がいたな」
「四川の方で暴れ回ってたね」
「この人がしたことは本当かい?」
アメリカは妹さんにかなりの疑問符で以て尋ねました。
「とんでもないぞ」
「兄貴、こんな奴がいたらどうするんだい?」
妹さんはお兄さんに尋ね返しました。
「その時は」
「逃げるか追い出すかするぞ」
「そうだよね」
「絶対に自分もってなるからな」
「そこで答え出てるじゃないか」
あそこまでやる人がというのです。
「即刻寝首だよ」
「安禄山さんはずっとましでもそうなったしな」
この人は息子さんにそうされました。
「それだとだな」
「それに他の勢力攻めてるけれどね」
「あんなことしていたらそんな余力ないな」
「している間に即刻攻められてるよ」
当時張献忠の隣には梁紅玉という凄い女将軍がいました、この人を攻めるどころか攻められていたというのです。言われていることをしていると。
第百五十四話 完
2019・11・27
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ