第百四十一話 こうなれば
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第百四十一話 こうなれば
ロシアは大阪に提案しました。
「優勝したいならこっちは強い神様に来てもらおうね」
「魔物やケンタッキーのおっさんより強い神様ですか」
「その神様に阪神を守ってもらって」
そうしてというのです。
「呪いを防いでもらうんだよ」
「神様ですか」
「神様には神様だよ」
ロシアはこうアドバイスするのでした。
「もうね」
「そうですか、いつもお正月西宮の方にお参りしてますけど」
「おい、あそこかなり大きな神社だろ」
フランスは大阪のお話を聞いて言いました。
「かなり強い神様いるだろ」
「そうですけれど」
「あそこの神様が阪神の守り神なんだな」
「ファンの人達は他にも関西中の神社やお寺で祈ってくれてます」
「仏様もかよ」
「あの、神様と仏様がそれだけ多くてもあれだと」
ロシアのお顔がいよいよ青くなってきました。
「どんな神様だといいのかな」
「天照大神でしょうか」
最早国家守護レベルの神様になってきました、連合の五ヶ国でも祓えないので阪神優勝にはそこまでの存在が必要ということでしょうか。
第百四十一話 完
2019・11・21
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