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伝説となった狩人達
二十一人目
WALKIN' AWAY
三話

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僕は腕も立たないし…

弱いし…
狩人としては最悪です。

こんな僕にも、この剣を作ってくれた…

あなたと同じ竜人の方に、こんな話を聞きました。





もうかなり昔…
竜も何も普通にいた時代の話です。


生き物を殺すのが嫌でね。

食べる為、仕方なく猪などを狩ってた狩人がいたんです。


そのせいか、腕も上がらずに…

はは……

まあ…僕見たいな人です…



でもその人はね。
一度でいいから、麒麟というものが見たいと言う夢がありました。

神の使いのように、綺麗で神々しい…

幻の獣ですから…



だから雪山近くの村に住んでいたらしいんです。

誰も見たことのない伝説上の生き物。

動物好きの彼には、たまらなくなるような夢だったのでしょう…


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