第百十一話 ある程度でいい
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第百十一話 ある程度でいい
日本はその塩分過多の食事を食べつつアメリカ達にお話しました。
「私も悩んでいます」
「悩むなら節制するある」
中国は塩ジャケをとても美味しそうに食べる日本にいささか引くお顔で突っ込みを入れました、見れば日本は海苔にお醤油をべったりも漬けていて塩辛の用意もしています。
「その塩辛にしてもある」
「こちらはお酒のおつまみで」
「日本酒も過ぎると駄目じゃないかい?」
アメリカも引いています。
「しかも君お漬けものも出しているじゃないか」
「こうしたもので飲むと美味しいので」
だからだという返事でした。
「だからです」
「やっぱり日本の食事も問題あるでごわすな」
オーストラリアはお味噌汁を飲みつつ言いました。
「塩分過多ある」
「自覚はしています」
「おつまみにしても、しかも日本酒は糖分の塊でごわす」
「これがまたいいので」
日本は自分の傍にある一升瓶を見ています。
「お食事の後は」
「和食も問題点があるでごわすな」
塩分が本当に多いです、しかもそれに加えてお酒が進むという問題点があるのです。
第百十一話 完
2019・11・6
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