第五十九話 明治になってから
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第五十九話 明治になってから
明治になってからも河豚は毒があるので食べることは禁じられていました、ですが日本の上司の一番偉い人だった伊藤博文さんがです。
下関で河豚を食べてこう日本に言いました。
「わしは長州生まれでね」
「河豚もですね」
「食べたことがあるし」
一説には既にそうしていたみたいです。
「今回美味かった」
「だからですか」
「河豚を食うことを禁じることは」
このことはというのです。
「止めるべきだと思った」
「ですが毒が」
このことが問題だとです、日本はあえて言いました。
「そのことは」
「免許制にしよう」
「ちゃんとした調理が出来る人にですか」
「調理を許してだ」
その様にしてというのです。
「やっていこう」
「免許の試験も受けて」
「これなら大丈夫だ」
こうして日本全土で河豚が公に食べられる様になりました、最初は下関と博多だけでしたが。
第五十九話 完
2019・10・11
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