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ドラクエ10の小説
エテーネ村の話その3
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て、シンイは部屋に入った

シンイ「失礼しますおばあさま。カズマさんがリンさんを、連れていらっしゃいましたよ」

アバ「とおッ!」

俺とリンも入ったが、そこで目に入ったのは、激しい運動をしているアバ様だった

シンイ「お、おざあさま......?お元気そう......ですね?」

いやいやいや、元気過ぎるだろ

アバ「うむ!快眠じゃ!!お陰で寝覚めも良かった。なかなか良い枕じゃったぞい」

シンイ「あ......ありがとうございます!」

リン「今のアバ様凄かったねーお兄ちゃん」

カズマ「あんなアバ様を見るの、俺初めてだ......」

アバ「よし、みんなそろったな。ではシンイ!村の者達を集めよ!これよりカメ様のお告げを皆に伝える!お前達も呼んでこい」

三人「はいっ!」

俺とリンとシンイは、村の人達全員を呼んだ。そして、アバ様の話が始まった

アバ「エテーネの民達よ!心して聞くが良い!わしはカメ様からのお告げをたまわる巫女として、託されたお告げをありのままに伝える!まもなく、このエテーネの村は........大いなる厄災に見舞われ滅びる!エテーネの民は一人残らず死に絶えるじゃろう!」

はぁ!?死に絶えるだと!?俺らエテーネの民がなんか目を付けられるような事したか?

「そ.......そんな......。」

「な........何なんですか、そのお告げは........。カメ様は私達を見捨てるのですか!?」

みんなザワザワしている。そりゃそうだ

アバ「静まれい!お告げにはまだ続きがある.......。エテーネの民は死に絶えるだろう.......だが光明が残されていないわけではない!北の清き水の洞窟に咲く、伝説の霊草「テンスの花」があれば、滅びの運命から逃れられる........という事じゃ!」

「おお.......良かった」

「でもテンスの花なんて聞いたことないわ」

アバ「さよう。テンスの花は我らが一度も足を踏み入れたことのない秘境に咲く。ゆえに誰が取りに行くかはわしが決める!テンスの花を採りに行くのはわしの孫シンイとカズマ!そして......リン!この三名じゃ」

やっぱ俺も行くのか。ま、俺はこの村じゃ一番実力があるしな

アバ「大いなる厄災は、そこまで迫っておる!だがわしも力を尽くす!このわしが、カメ様と共にエテーネの村を守り切ってみせるわ!」

「おおおっさすがアバ様だ!」

「良かった....安心していいんだねえ」

「げっ........あ....あそこ.......!」

カズマ「むっ!」

魔物「ピギャー!」

そこには魔物がいた。嘘だろ!?ここは結界で守られてるはずなのに......

「魔物が....
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