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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百八十二話 Maskedriderその十二

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「君と俺はな」
「個人の差やね」
「そうだ、だがスサノオにつくことがないのは同じだな」
「草加さんもオルフェノク嫌いだし」
「今はスサノオ自体がだ」
「敵だと思ってるんやね」
「あいつは人間の敵だ」
 紛れもなく、というのだ。
「だからだ」
「草加さんもスサノオにはつかんの」
「何があってつく」  
 スサノオの方にというのだ。
「俺にはその理由がない」
「そういうことやね」
「そうだ、しかしだ」
「しかし?」
「この世界のオルフェノクのことを聞いたが」
 草加は今度は彼等の話もした。
「魂も知能もないか」
「そのことは間違いないです」
 家累が草加に答えた。
「ただ暴れて襲い掛かるだけで」
「ならいいな」
「感情や知性がないと」
「遥かに楽だ」
「それだけ感情や知性が重要だってことですね」
「それは君達もわかってきた筈だ」
「はい、少しずつですが」
「それがあると考えて動ける」
 このことが大きいというのだ。
「だからだ」
「僕達はその二つも使ってですね」
「戦っていく、そうしていけばだ」
「勝てますね」
「間違いなくな、じゃあこのまま訓練もしていって」
「オルフェノクのことも学んで」
「勝とう」
 草加は家累に強い声で言い切った。
「そうしていこう」
「それじゃあ」
「あとですね」
 総裁エックスが草加にこんなことを言ってきた。
「私達一人一人で戦うよりも」
「そうだ、連携してだ」
「そうしていけばですね」
「余計にだ」
 さらにというのだ。
「俺達は有利に戦える」
「ではこれからは」
「その連携のことも訓練でしていく」
「そのおつもりですね」
「その時が来たと思う」
 草加にしてもというのだ。
「俺達にしても」
「それでは」
「奴等は数は多いけれどな」 
 乾も言ってきた。
「それでもだ」
「感情や知能がないので」
「連携も何もないからな」
 オルフェノク間のそれはというのだ。
「それならだろ」
「はい、私達は連携をする」
「そうして戦えば」
 それでというのだ。
「勝てる」
「私達の数でも」
「数は確かに大事だけれどな」
 それでもというのだ。
「それだけじゃないだろ」
「はい、数を覆すことも出来ますね」
「だからな」
「私達はですね」
「数にどう対してな」
「戦うことですね」
「それが大事なんだよ」
 まさにというのだ。
「俺達の戦いは」
「だから」
 三原も言ってきた。
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