第三百八十二話 Maskedriderその十
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「二杯目を食べるよ」
「そうそう、美味しいカレーを食べて」
真理も食べている、結構な食欲だ。
「明日も頑張りましょう」
「明日もな」
海堂も食べている、そうしつつの言葉だ。
「オルフェノクのこと勉強してな」
「そうしてよね」
「訓練もしてな」
オーディーにもこう言うのだった。
「強くなろうな」
「わかったわ、明日も大変ね」
「ああ、大変だからな」
それでというのだ。
「今はしっかりと食わないとな」
「そういうことよね」
「実際にな、それとな」
「それと?」
「何時オルフエノクが出て来てもな」
例えそうなってもというのだ。
「いいようにな」
「心構えはっていうのね」
「していこうな」
「そうね、今は出て来なくても」
「絶対に出て来てな」
「また戦いになるから」
「だからな」
今のうちにというのだ。
「何時出て来てもな」
「いい様に心構えはね」
「しておこうな」
「わかったわ、いつも戦いとは向かい合うってことね」
「要するにそうなんだよ」
その通りだとだ、海堂はオーディーに答えた。
「実際にな」
「そういうことね、じゃあね」
「カレー食って訓練もしてな」
「オルフェノクのことを勉強して」
「何時でもな」
それこそというのだ。
「オルフェノクと戦っても」
「勝つ」
「その心構えはしていこうな」
「ええ、じゃあね」
「今は食おうな」
こう言ってだ、そして実際にだった。
戦士達は今はカレーを食べた、そうしてだった。
それぞれ風呂を入ってからよく寝た、そして翌朝朝食の後でまた訓練に励むがカッツェはこの休憩の時に言った。
「規則正しい生活大嫌いやーーーー」
「カッツェさんはそうっすね」
「ぐうたら生活やないと」
「そんな生活してもね」
そうなってもとだ、木場がカッツェに話した。
「仕方ないと思うけれど」
「あんた何もわかってへんで」
カッツェは木場にも言った。
「いい加減な生活こそ最高!」
「そうかな」
「そう、何よりもええから」
「そりゃ戦いは何時起こるかわからないけれど」
木場はカッツェに真面目に答えた。
「それでもね」
「不規則な生活嫌い?」
「俺はどうかと思うよ」
こう言うのだった。
「本当にね」
「何か面白くなーーーい」
「面白いとか言うんだ」
「そう、世の中何でも面白く」
「それってスサノオに近いね」
言ってることの内容がというのだ。
「どうも」
「そうなん?」
「俺はそう思ったよ」
「けれど私スサノオ嫌いだから」
カッツェはそこは断った。
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