第五十四話 ミスター最低人間
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第五十四話 ミスター最低人間
日本の前の前の上司の一番偉い人が千葉県での災害やとある元助役さんのことで何か言っています。
ですが殆ど誰も聞きません、むしろ蔑みきった目を向けるだけです。日本もその人を見ることなく耳だけ向けて妹さんに言いました。
「私は長い間生きてきたつもりですが」
「ああした人はですね」
「滅多に見たことがありません」
「そこまで酷いですよね」
「人は恥を恥を思わなくなると」
その時はといいますと。
「最も恐ろしい腐敗に入ります」
「よく言われますね」
「球界再編の時もそうでしたが」
その渦中のチームの親会社の当時の社長さん達のことです。
「あの人も同じです」
「ご自身のされたことは棚に上げて」
「ああですから」
「もう聞いてもですね」
「参考になりません」
一切聞く必要はないというのです。
「あの震災の時のあの人は最低でした」
「今もそうですから」
人は恥を恥と思わなくなったらどうなるか、そのサンプルこそまさにこの人です。
第五十四話 完
2019・10・8
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