暁 〜小説投稿サイト〜
蒼と紅の雷霆
蒼紅:第三十四話 敵地
[1/6]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ハイウェイからオウカの屋敷に戻ってきた2人を待っていたのは2人を認識した途端に頭を下げてきたシャオと混乱しているオウカの姿だった。

「ごめん、2人共…シアンが拐われてしまったんだ…」

「何だと?まさかエデンの連中にか?」

まさかシアンが再び拐われてしまったことにソウは思わずエデンが拐ったのかと尋ねる。

「多分ね…まさか二度もシアンを狙うなんて思っていなかったから…多分、あれはテセオの能力だと思う」

「テセオ…それにしても奴らは何故シアンを…?ミラーピースを奪うための人質…?」

「分からない…でも、もうシアンは狙わないと思っていた楽観していた自分に呆れるよ…多分シアンは敵の本拠地に連れていかれたんだ。場所はタシケント。そこに、エデンの本拠地…ベラデンと呼ばれる要塞がある。何を企んでいるのか…エデンは今、全ての構成員をベラデンへ引き上げているようなんだ。その帰還経路と時間を稼ぐため、交通機関を占拠していたようだね… 倒していないG7のメンバーもベラデンにいるはずだよ」

タシケント…確か、中央アジアにある国の都市だったはずだ。

「タシケント…大分距離があるな」

「そこまでどうやって?」

ソウがタシケントへの距離を考えて表情を顰め、GVがそこまでの移動はどうするのか尋ねる。

「現地まで、僕の知り合いに送ってもらえるよう、準備してもらってる。それで…急ではあるんだけど 今から出発してもらえないかな。奴らが何か企んでいる以上、一刻も早くこっちも行動しなきゃならない。いつも急かして、2人には本当に申し訳ないけど…」

「構わないよ…一刻も早くシアンを助けたい」

「…テーラ、一体何を考えているんだ?」

パンテーラの考えが分からないソウは眉間に皺を寄せるが、そこにオウカが歩み寄ってくる。

「私は何もしてあげられませんが、この家でお2人の無事を祈っています…どうかシアンさん達と一緒に」

「分かっているよ…必ずシアン達と一緒に君の元に帰るから」

オウカの言葉に2人は頷きながらタシケントに向かうのであった。

「GV…ソウさん…シャオさん…シアンさん…どうかご無事で…皆さんが、どうか無事にこの家に戻ってきてくれますように…」

そして、シャオの協力によってタシケントにあるベラデン付近に辿り着いた。

「ここがエデンの本拠地・タシケント要塞“ベラデン”…ミラーピースを持った能力者もここに集まっているはずだよ。もちろん、連中の親玉パンテーラも… GV、ソウ。気をつけて…」

「ああ、分かってるよ」

「言われるまでもない…俺は俺の戦いをするまでだ」

2人は何とかベラデン内部に潜入すると、シャオに通信を繋ぐ。

「こちらソウ。GVと共にベラデン内部への潜入に成
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ