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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:08 旅行の用意と、早い流れ
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で居たのか分からないけど、震離が申し訳なさそう……ということはないな。普通に笑ってるから、それはない。だけど、あの笑い方は。

「さて、アミタ……あぁ。奏と対戦した女の子はまた戦って欲しいと言われたんだけど。キリエから相談が合って。響を……というか、緋凰姉妹を泊めさせてほしいなーって、申し出が合ったんですよね」

 ピシッと空気が凍った。響はまたおもちゃかよって表情を。そして、先輩は……。

「……なんで?」

 少しだけ低い声で言う先輩は怖いなぁって。

 普段ならここで、助け舟を出すのが私なんだけど。いい加減砂糖を吐き出しそうになってきたので……。

「そりゃ、先輩と、今の響の関係って、保護者とその女の子ですし。保護者に徹するだけの理由にはちょっと薄いですし」

「!?」

 先輩と視線がぶつかって、視線で強く訴える。奏助けてーって。普段の私ならここで応えてあげた、が。

 ふいっと視線をずらすと、こちらを恨めしそうにジト目で見てくる。

「震離。だって、私は……その、響の……あの」

 しどろもどろになりつつも、しっかりと恋人ですって事を伝えてくる……が。

「いやぁ。幼女が部下ですって言える度胸あります?」

「……ぁ」

 悲しそうに呟き、なんか白くなって行くのを見ながら、人ってショックをウケると白くなるんだなぁと。

(すっごく絶望的に呟きましたなぁ)

(いやぁ。見てておもろいわぁ)

(普段見れないフェイトさんですしねぇ)

(奏も、はやてさんも、ギン姉もすっごくいい笑顔で怖いなぁって)

 それは言っちゃいけないよスバル。

「まぁ、皆、今回飛んできた響達に興味持ってますし、ヴィヴィオ達が来たときのように、それぞれのお家に来て欲しいっていうのもあります。
 それに、今日過ごせば、明日からは旅行ですしね。どっちにせよ今日だけですよ。
 なるべく固めておきたいっていうのはありますからねー」
  
「……んー」

 おぉ、震離の提案に先輩が揺らいでると言うか、一日くらいならって悩んでる。ちなみに響はというと。なんというか、もう好きにしてくれといった様子で諦めてる。だって、そのお願いっていうのは勝ったら宿泊させて欲しいって感じのお願いだっただろうしねー。

 あ、そう言えば……。

「旅行ってさ。流と震離も来るんでしょ?」

「ん? いや。私ら少し遅れての参戦だけど……って、そっか言ってなかったね。大型メンテの関係で数日落とすんだよ。ブレイブデュエルのメインをランクマッチとかをね。
 一応携帯式エンタークンのテストも兼ねての旅行でもあるとは言え、メインは遊ぶためだからねぇ。私と流は開発者側でメンテが落ち着いたら参加かなーって」

「ふーん」
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