蒼紅:第二十七話 電脳
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GVとソウが簡単なミッションをこなしつつ、情報を待っているとシャオが新たに情報を持ってやって来た。
「2人共、エデンの情報を手に入れてきたよ。皇神がかつて利用していた施設の調査をお願いしたいんだ。どうやらエデンに攻撃されて、施設その物が電脳化しているらしい。」
「施設その物が電脳化?」
「施設本来の外観や内装が視認出来なくなって、構造もおかしくなっているんだとか。危険も謎も多いけれど、お願い出来るかな?」
「分かった。調査してくるよ」
「後、もう1つ。データ上は停止してるはずの廃棄処理施設にエデン構成員の出入りを確認出来た。どうやら、機械類とかの物資を運び込んでいるようで、施設の稼働も確認出来たよ。搬入物資の内容や、類推した搬入量からの推測だけど連中は施設内のジャンクと搬入物資を組み合わせて兵器類を開発しているようなんだ。」
「ジャンクから兵器…か…恐らく無機物を操る系統の第七波動の力なんだろうが、中々クリーンな兵器生産工場だな。」
「兵器開発にクリーンも名にもないと思うけどね。これもお願い出来るかな?」
「了解した。そちらには俺が向かおう…シャオ、例の物を頼む」
「分かった…扱いが難しいと思うけど、君ならこれを使いこなせると思う」
シャオからペンダントを受け取り、GVがデータ施設、ソウが廃棄処理施設に向かうことになる。
そして皇神のデータ施設に入ると、電脳化してる光景が目に入った。
『敵の能力に侵食された空間だ…何が起こるか分からない。何時も以上に慎重にね』
「了解」
GVは浮遊メカに吼雷降を叩き込んで破壊し、奥の浮遊メカに攻撃の隙間を縫うように避雷針を撃ち込んで雷撃で破壊しつつ、先に進むと穴がある行き止まりに差し掛かる。
『この反応…? その穴、落ちても大丈夫みたい。どうも、穴と天井が繋がってるみたいだね』
「施設その物がバグってるって感じだね」
取り敢えず穴に飛び降りて進むと、これまた複雑な場所に出た。
『この通路も左右で繋がってるみたい。繋がってる先に敵が待ち受けてるかもしれない…気をつけて』
取り敢えず敵の攻撃に注意しながら先に進むと、GVはメカを雷撃で破壊しながら先に進むと聞き覚えのある声が通信に割り込んできた。
『ガンヴォルトキターーーーー!!どもども久しぶりのエデン特急便のテセオさんでーすw。あ、通信割り込んでサーセンww』
「この声…お前は確か以前、シアンを拐った奴だな」
『そうですケドw電子の謡精(オワコンアイドル)のために飛天に続いてこっちにもわざわざ乗り込んでくるとかヒマ人乙ww』
『何かイラッとする…』
『同感だわシアン…』
シアンとモルフォが表情を歪める。
『んじゃ、テセオさん
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