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異能バトルは日常系のなかで 真伝《the origin》
第一部
第三章 異能訓練
3-1
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次の日の放課後、部室に行くとどういうわけか一さんと斎藤先輩がいた。

「お邪魔してごめんね」
「いや、来てもらえるのは嬉しいんですけど、……こんな頻繁に来てもらって大学とかお仕事とか大丈夫かなって」

「「……」」

二人とも急に明後日の方向を見出した。
不思議に思い職業を聞いてみると
「寿来。あまり余計な詮索はしない方がいい。知っちまうとお前にまで危険が及ぶからな」
遠くを見ながら呟く一さん。
おお! おれも言ってみたい!
とか思っていたら、一さんが斎藤先輩を指差して
「ちなみにこいつは未だに就活中」
季節は七月上旬。確か就活は春が勝負だった気が……。

「ちょっと! 人が気にして隠してたのに! 安藤くん、このバカは大学中退してバイトもクビになって私の家に居候中だから」

あ、そうなんだ。

「てめぇ、言っていい事と悪い事の区別もつかねえのか?」
「つきませんねえ」
「寿来。こいつは虚言師だ。騙されるなよ」

おれがどうしたものか固まっていると
「斎藤先輩の言ってることは事実でしょ」
灯代が部室に入ってきた。

「また来たの? 兄さん」
「チッ、宵闇に嗤う二律背反(エンドレスパラドックス)」
「誰が宵闇に嗤う二律背反よ!」
「二つ名かっけー??」
「厨二病めんどくさ??」
事態は早くも予想出来ない展開になっていった。


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少し経つと鳩子と千冬ちゃんと彩弓さんも部室に来た。

「つまり斎藤先輩は就活はありますが大学四年生で単位が取れているため比較的時間があると。それで桐生さんが……」
「現在無職。私の家の居候」
「無職……」
彩弓さんが憐れみの視線で一さんを見ている。
それに対し一さんは
「高梨ってだいぶ大人だよな。高三に見えねー。どー思う?」
「おれもそう思います。大人っぽ過ぎて逆に高校生かどうか分からなくなる時があります」
彩弓さんが侮蔑の視線で男二人を見ている。

「宵闇に嗤う二律背反はどう思う?」
「誰が宵闇に嗤う二律背反よ。気に入ってんじゃないわよ」
と悪ノリをしているなか、天然コンビふたりはリッスンのほつれを直すべく奮闘していた。
と、そこで一さんが
「まあ遊びはこれ位にしておいて、そろそろ本題に入ろうか」
全員の注意を引きつけた。


「ちょっと話が逸れたが、今日はお前らの様子を見に来たんだ」
言いつつ後輩の顔を確かめる。

「一昨日のことで悩んで
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