第三百八十一話 Ｇａｃｃｙａｍａｎその四
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ライダー達はあらためてはじめ達の話を聞いてそうして自分達のことも話した、その話が終わってからだった。
パイマンはあらためてこう言った。
「ううむ、スサノオはそうした奴であったか」
「とんでもない奴でしょ」
「全くである」
真理にこの言葉で答えた。
「非常に理不尽である」
「そうね、けれどそれがね」
「スサノオであるか」
「そうなの、人間を見たくてね」
それでというのだ。
「戦いを仕掛けてね」
「そこで戦いを見てであるな」
「楽しんでね」
「自分の退屈を忘れるデあるか」
「それがスサノオなのよ」
まさにとだ、真理はパイマンに話した。
「それであんた達の世界に来ているのよ」
「それがわかったである」
「私もわかったっすよ」
はじめも言ってきた。
「つまりスサノオは遊んでいるんですね」
「ああ、そうなんだよ」
その通りだとだ、海堂が答えた。皆クリーニング屋の中に入ってそのうえで話をしている。幸い客は今は来ていない。
「はっきり言えばな」
「人間と遊んでますね」
「本当にな、それでな」
「退屈を忘れているっすね」
「そうさ、それでな」
「僕達の世界でもっすか」
はじめは自分達の世界の話もした。
「自分から来て」
「仕掛けてきたんだよ」
「それで僕達もオルフェノクと戦っているっすね」
「そういうことさ」
「よくわかったっす」
「わかったであるが」
それでもとだ、パイマンは眉を顰めさせてはじめに言った。
「理不尽とは思わないであるか」
「いや、スサノオにしてみればっすよ」
「理不尽でないであるか」
「だってスサノオは退屈が嫌いなんですよね」
「うむ、そう言われているな」
ライダー達にとだ、パイマンも答えた。
「実際に」
「スサノオにしてみればっすよ」
「理不尽ではないか」
「そうじゃないっすか？遊びたい世界を見付けて」
「それで遊んでいるだけか」
「そうっす、確かに僕達には困るっすが」
それでもというのだ。
「スサノオはそうは思っていないっす」
「そういうことであるか」
「そうっすよ」
「よくわかった、しかしな」
それでもとだ、また言うパイマンだった。
「戦いは避けられないぞ」
「スサノオの考えを聞くとそうっすね」
「あいつを倒しても他の世界でも続くぞ」
「ならとことんやるしかないっすね」
「簡単に言ってくれるな、吾輩達も忙しいのだぞ」
パイマンは怒ってこうも言った。
「吾輩の保育園も軌道に乗ってきたしな」
「あっ、そうなんですか」
「うむ、努力したかいがあってだな」
パイマンはここでは腕を組んで胸をそらして話した。
「そうなってきたである」
「それはいいことっすね」
「その保育園のこともある」
「他の世界
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