暁 〜小説投稿サイト〜
デート・ア・ライブ~Hakenkreuz~
第三十一話「戦後」
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「あちゃー、グラーフ・ツェッペリンU落ちちゃったよ…」

「…」

迎えを待っていたシュレディンガー准尉と大尉は爆発や火災をあげながら海に落下するグラーフ・ツェッペリンUを見ていた。シュレディンガー准尉は勿体ないと言う表情で、大尉は相変わらずの無表情で見ていたがやがてシュレディンガー准尉が「しょうがない」と懐から通信機を取り出す。

「えーと、確かこれをこうして、これをこうすれば…よし、つながった!」

シュレディンガー准尉はつながった事に喜びながら向こう側の言葉を待つ。

『…准尉かね?』

「そうだよ〜」

やがて一人の男の声が聞こえてきてシュレディンガー准尉はそれに同意した。

『どうやらグラーフ・ツェッペリンUは落ちたみたいだね』

「あれ?もしかして気付いてた?」

『勿論だとも。あの老害(・・)が艦長を務める艦だ。()じゃないいつか(・・・)あの艦は落ちていた。たまたま今日だっただけだ』

「なら迎えを早く寄越してよ〜。このままだとこの島でサバイバルになるかもしれないよ?」

「…その心配はない」

瞬間先ほどまでの通信相手の声がシュレディンガー准尉の後方から聞こえてくる。シュレディンガー准尉が後ろを見れば通信相手、モンティナ・マックス名誉大佐(・・・・)の姿があった。

「あ!少佐(・・)〜!ごめんね。作戦、失敗しちゃった♪」

「構わないとも。彼の周りには精霊がたくさんいる。今日も一人は近くにいた。それでは捕縛は難しいだろう」

「いや〜、それなんだけど実は…」

シュレディンガー准尉は士道の起こした出来事を包み隠さず話す。その報告を聞いた少佐は笑みを浮かべた。

「成程、ここで彼が覚醒(・・)するとは。意外とまではいかないにしても想定外だな」

「まあ、直ぐに大尉にボコられていたけどね」

「それはそうだろう。彼はつい最近まで精霊の存在を知らなった一般人だ。むしろ大尉の腕の落とすことが出来たのを褒めるべきだろう。…それはそうと、大尉。腕は大丈夫かね?」

「…」

少佐の言葉に大尉は()()()()()()()()()()()()()。それを見た少佐は満足そうに頷く。

「さて、詳しい事は戻ってから聞かせてもらおうか」

「りょうかーい!」

「…」

少佐の言葉にシュレディンガー准尉は元気よく返事をして大尉は頷くのであった。







「…鉄十字の会が本格的に動き始めたか」

「はい、その様です」

四方を本棚で囲まれた部屋の中でラタトスクの司令、五河琴里は目の前の男の言葉に返事をした。

男はラタトスク機関の創
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ