第三百七十九話 神の祝福その五
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「裸になりやすい世界だな」
「宗朗もね」
「あの、裸になることは」
友奈はこれまでの仲間達の話を聞いて引いた顔になって述べた。
「人前では」
「それ世界によるから」
その友奈に千が話した。
「どうもね」
「裸になりやすい世界もですか」
「そう、あってね」
「それで千さん達も」
「あとなる人も決まってるみたいだから」
「そういえばそうだよな」
「言われてみればな」
千の今の言葉に松田と元浜が頷いた。
「一誠とかもなるけれどな」
「リアスさんも」
「けれど人によってな」
「絶対にならないよな」
「それぞれの世界でも何かな」
「そういうのあるよな」
「裸になってたまるものか」
月光は強い声で言った。
「俺は何処かの六つ子でもないしな」
「あっ、そういえば月光次男さんに何かそっくり」
美雷がこのことを指摘した。
「雰囲気とは」
「そっくりでも俺は俺だ」
月光の今回の返答は苦しいものだった。
「間違っても俺ではない」
「本当に?」
「そうだ、俺は俺だ」
「尚私も違う」
エレクは自分から断った。
「間違ってもな」
「何かこのお話も心当たりのある人多いの?」
「実際にそうだから言うな」
シンゲンが美雷に言った。
「かく言う私もだしな」
「あっ、シンゲンはおでんの」
「そうだ、そっくりと言われる」
そちらのおでん屋の男にというのだ。
「前からな」
「というか色々ある人間は多いんだよね」
アンダーソンも今は苦笑いである。
「僕もミーとかザンスとかね」
「あるの」
「そうだからね」
「本当に色々なことがあるんですね、皆さん」
友奈は彼等のつながりについて思った。
「そして私達もですね」
「うん、それ今実感してるよ」
その友奈に園子が答えた。
「私もね」
「園子ちゃんは特にみたいね」
「うん、世界が違ってもね」
「つながりがあるのね」
「それぞれね」
「そのつながりも意識して」
先生は御琴と話してから述べた。
「これからは」
「はい、一緒にですね」
「戦っていきましょう」
「わかりました」
「ああ、後な」
「これからのことだけれど」
マルコと愛がここで友奈に話した。
「戦う場所のことは聞いたわ」
「香川市だよな」
「じゃあそこもね」
「行っていいよな」
「はい、案内させてもらいます」
友奈は二人にすぐに答えた。
「街のことも」
「そこが戦場になるのなら」
マージョリーも言うことだった。
「事前に観ておかないとね」
「四国での戦いははじめてだね」
「ええ、日本にはよく来るけれど」
ギーシュとモンモランシーが話した。
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