第三百七十八話 困難に打ち勝つその十一
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剣と盾を出して戦う、二人はそのままでも強くモンスター達を倒していった。それは友奈達も同じだった。
戦う、だが力をセーブしていた。風は巨大な刀を振るいながらも友奈に言った。
「そう、今はね」
「城戸さん達の言われる通りに」
「今は満開にならないで」
「普通の状態で戦っていくことですね」
「満開もね」
「今は身体を失わないですが」
そうなったのだ、彼女達にとって有り難いことに。
「ですがそれでも」
「ええ、体力の消耗がね」
「城戸さん達のサバイブと同じですよね」
友奈は戦いつつ言った、戦いは激しいが友奈は一体一体一撃を確実に決めてそのうえで倒していっている。
そうしつつだ、風に言うのだった。
「長く戦うには向いていないですね」
「一日どころか一時間もね」
それこそとだ、風も言った。
「戦えないから」
「今はなるべきではないですね」
「そう、そしてね」
そしてというのだった。
「この状態のままね」
「連携して戦っていけば」
「いけるわ、モンスター達も今は」
風もだった、一体一体一撃を確実に決めてそうして倒していている。しかも友奈との連携も出来ている。
「一体どころか何体も倒せているから」
「それで、ですね」
「このままよ」
「倒していくことですね」
「そうしていけば」
それでというのだ。
「私達もね」
「最後はですね」
「勝っているわ」
「そうですね、それじゃあ」
「戦っていきましょう、このまま」
「この戦いは根競べでもあるからな」
インペラーが来た、自身の召喚モンスターの大群と共に戦いモンスター達を翻弄する様に戦っている。
「最後まで立っていないと駄目なんだよ」
「この激しい戦いを」
「そうなんだよ、俺達このことも言ったよな」
「はい」
その通りだとだ、友奈はインペラーに答えた。
「スサノオとの戦いは」
「あいつが諦めるまでな」
「怪人達を出してきますので」
「俺達はその怪人達を確実に倒していって」
「最後の最後にですね」
「立っていればな」
それでというのだ。
「俺達の勝ちなんだよ」
「そうなりますか」
「だからな、根競べとしてもな」
「戦っていくことですね」
「そうしていこうな」
「わかりました、それじゃあ」
「根競べにも勝ちます」
友奈だけでなく風も言った、そしてだった。
戦士達は腰を据えてそのうえで戦ってだ、モンスター達の大群を一体一体倒していった。そのうえで休養もだった。
疲れた者は摂った、園子は今はうどんを食べながら先生に言った。
「休むこともですね」
「そう、戦いだから」
それでとだ、先生が園子にそのうどんのお代わりの用意をしつつ応えた。
「充分にね」
「休まないといけないですね」
「それ
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