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悪人達がサキュバスに転生しましたが、容姿が見た事のあるキャラばかりでした
もと奴隷商人は、とある吸血鬼の姿となる

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息子よ。
どうやら父は、転生した上に、漫画のキャラになったようだ。
お前が見せてくれた…えーと、なんだっけ?
大きな鏡に映った、自分の姿を見ながら考える。
あっ、思い出したぞ!
魔法先生ネギま!のキャラ。
名前は確か、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル。
どんなキャラか忘れたが、お前が1番好きなキャラだったな。
わははは。
もう笑うしかない。

「おい。」

声をかけられて振り向くと…痴女がいた!?
そんな恰好で恥ずかしくないのか?
とびっきりの美少女なのに、残念でならない。
いや、待てよ。
転生する時、周りに知らない者達がいた。
彼らの1人ではないだろうか?
そして、私と同じような状況に陥っている。
恥ずかしい恰好も、漫画?のキャラなら納得だ。
本人の意思ではないのだから。
私は黒いワンピースを着ている。
うむ、まともな格好だ。

「おい。」

「ああ、すみません。」

おっと、声をかけられているのを忘れていた。
気をつけなければ。
商人たるもの、相手の話はきちんと聞くべし。
まあ、商人は商人でも、奴隷商人だが…。
私が死んだ後、商品である奴隷達の管理は大丈夫だろうか?
息子に一通りの事は教えてある。
多分、大丈夫と…信じたい。

「現状を把握しているか?」

「大体は。」

痴女の話に頷く。
あのご老人の言葉通りなら、ここは異世界。
頭の中には、サキュバスとチート能力の情報がある。
厄介な種族になったものだ。
チート能力も、非常に厄介と言わざるを得ない。
女性をサキュバスに変える力。
これで仲間を増やせとでも?
あのご老人は何を考えているのやら。
大きな溜息を吐いてから、痴女と相談する。
これからどうするかを。
息子よ、父は頑張って生きるぞ!
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