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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第50話 現状把握
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て略称つけたっけ? まぁいいか。
 
 で、話を聞いて驚いた。
 
 まず地下で光を浴びた結果、俺が最初に変わって、次いでフェイトさんも幼くなってしまったらしく、そのまま二人して気を失って居た所、元管理局員のキャデラック・フリートウッドさんが助けてくれて、そのままミッドのお店まで連れてきたとのこと。
 そして、此処はそのお店だとのことだけど。この時点でいくつか疑問が。
 まず、なんであんな所に元管理局員が? と考えたが、フリートウッドという名字に心当たりがある。
 今回の依頼を出してきた上層部を継いでくださった、カテラ・フリートウッド事務官と一致したという事は、知り合いの可能性がある。
 もっと言えば、閣下とも繋がっている可能性が高い。もしかするとその関係で手助けに来た?
 
 まぁ、それは一旦置いておこう。駄目だ、関係性考えだしたらきりがないのだけど……。次の問題はフェイトさんがそれを信じたということだ。
 俺は名前を聞いて、仮説を立てることが出来たけれど。フェイトさんが信じるに足る何かがあったのかということ。
 
 これについては花霞から伝えられた。
 フェイトさんと、キャデラックさんが昔の知り合いとの事。ただしフェイトさんは思い出すまで時間がかかったらしいが……。
 それを踏まえて信じた、と。正直それはどうかと思うが……俺が立てた仮説も合わせりゃ信用出来るなーと。
 
 さて、疑問は解決したが。これを六課に持って帰れるかと言えば……正直不味い。まず移動すれば少なからず現状を六課関係者以外の第三者に見られる可能性が高い。
 本来ならきちんと報告せねばならないが……正直今の六課では不味い。遺跡調査の結果、遺跡崩落という結果を出し、先日は封印処理を誤り、教会シスターが裏切る現場に居合わせてしまった。
 更には、ヴィヴィオを助けたあの日も、レリックの片割れを奪われたという認識をされてしまっている。
 つまるところ、失敗続きと判断されている。勿論人名優先で大体に理由を着けることが出来るが……印象は悪いままに変わりはない。

 その上……フェイトさんがロストロギアの被害に合いましたと報告して、六課内で秘蔵しても……どこからか漏れる可能性が高い。

 さて、これをどうするかと考えていると。
 
「響ー起きたー?」

 かちゃりと扉を開けて入ってきたのは、金髪の子供……もといミニフェイトさん。
 
「……すいません。なんとか起きました」

「あ、あはは……まだ納得出来てないよね。そうだよね」

 いや、なんで思考読まれた? 
 
「顔に出てるよ? すっごくわかりやすく」

「……え? 本……当ですか?」

 クスクスと笑われる。
 いや、それ以前に気になったのが。
 
「……なんでそ
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